免疫力を高める成分のひとつ糖鎖
冬のインフルエンザをはじめとした感染症は常に人間の脅威となり、様々な方法で感染を予防する工夫を凝らしていますが、やはり免疫力を良い状態に保つことも重要といえます。
そんな時に注目される成分のひとつであるシアル酸は、糖鎖と称される物質のひとつです。
これは人間の体を構成する生体物質の中でも生体高分子と呼ばれる物に含まれており、細胞と細胞の間に存在するたんぱく質の大部分を占める糖タンパク質を構成する物質でもあります。
中でもシアル酸は細胞表面に存在し、細胞と細胞の結びつきや、抗原抗体反応のように情報伝達が生じたときに重要な役割を果たす物です。
また、特的な反応としてインフルエンザウイルスは細胞表面のシアル酸に結合して増殖する性質があるため、感染予防への応用も期待されています。
シアル酸というのは単体の成分ではなく、いくつかの糖鎖を総称したもので、天然にはN-アセチルノイラミン酸が多く存在しています。
しかしながら体内にある糖鎖は複数の塔が結合した特別な物質であると共に、活性酸素に対して抗酸化作用を発揮するため、通常の食事からだけでは接種の不足が心配されるものです。
もしシアル酸などを補いたいのであれば、N-アセチルノイラミン酸を含むツバメの巣を原料に使用したサプリメントの活用もひとつの方法です。
特に免疫力を高める目的があるなら、免疫賦活作用が期待されるベータグルカンと同時に摂取するとその効果を高めるでしょう。